吉野中央木材(株)で施している節埋め加工について
桧への節埋め加工 杉への節埋め加工 死節・抜け節となった節に専用製作した節核をプレス機械にて圧封し、生節として再生する加工のことです。
節の中には、腐れや硬化で脆くなっていたり、ひび割れてたりし、死節となって抜け落ち、抜け節(節穴)になっている場合が度々あります。 その死節や抜け節は、特にフローリングやパネリングなど化粧性を重視される木製品に存在した場合、検品の際に除くことになります。 しかし、ある程度以下の死節・抜け節の大きさ(直径25o以下)や数(4mに5個以下程度)で除くには、あまりにも資源の無駄遣い(エコロジー問題)になってしまい、さらに木材コストを増大させ単価が高くなってしまうため、当社では節埋め加工を施すことにしています。
当社では、節核は吉野桧の伐採時に今まで投棄の対象となっていた、枝の赤み部分を再利用して製作しております。 吉野桧の枝で製作した節核はとても強度が高く、赤みが美しい色合いで、杉とも材質の相性が良く、違和感を少なく仕上げることができます。
※ご注意
死節・抜け節の有る材は、“節埋め加工”を施し、出荷時には抜節が無いように、検品・選別しておりますが、無節材以外の本製品は節がある自然素材である以上、将来的に100%抜け節が無い事を保証はできません。 どうかご了承お願いいたします。
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