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無垢材リフォームまるごと体験記! 1

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リフォームの決断

築50年。
 これが私達の家の年齢です。
典型的な日本建築の住宅です。 台所、トイレ、お風呂などは一度改築をしていますが、それでも築30年が経っています。 木の住宅は時の流れとともに、やさしい手触り、何とも言えない風合い・趣き、そして鉄筋住宅やプレハブ住宅には無い独特の美しさがにじみ出てきます。
 しかし、です。
水廻りの代表格のお風呂などはさすがに傷みが目立ち、不便な面も出てきました。 そんな平成16年秋。お風呂の水漏れが発覚しました。 お風呂は水に強い高野槙(こうやまき)という木を使用していましたが、さすがに30年もお世話になると…。残念です。
 そこで、家族の間にはリフォームの機運が高まりました。 水廻り(台所、トイレ、風呂)を大々的に変えるリフォームです。 自然素材にあふれたリフォームを目指す。 リフォームをするからには、何としても自然素材にこだわりました。 これは製材屋として、色々な家の材料を手掛けきて、現場を見ていく中でやはり国産無垢材を使った家の素晴らしさを実感してきたからです。
 さらに、杉と桧それぞれの長所が最大限に発揮される家つくりを目指しました。
木を知り尽くした者として、自然の恵みである木材を有効に利用しなければなりません。
(紺屋の白袴にはならない!という事らしいです)

設計士の先生に依頼
 さて、リフォームを決意しました。新しい家のイメージもあります。 「自分の家は自分で設計する」と意気込み、自ら設計を試みました。 実は社長は木造建築士の資格を持っております。 しかし、資格はあれども設計の経験はなく、本業ではない為、うまく構想がまとまりません。 仕事も忙しく、なかなか図面を書く暇もなく、時間だけが過ぎていきました。 やはり、プロの建築士の先生にお願いするのがベストだと考えました。
 自然素材にあふれた家づくりをお願いできる事が条件となります。
そこで、当社の製材を何度も使用して頂いた事がある佐野先生にお願いすることにしました。 実際に現場を拝見した事もあり、その時の印象がイメージに近かったからです。 佐野先生は自然素材で作る家を得意にされている女性の建築家です。

 平成16年の12月頃、先生との打合せが始まりました。 先生に吉野まで来て頂き、現状の家を見ながらの打ち合わせが始まりました。

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