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無垢材リフォームまるごと体験記! 2 |
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設計士の先生にリクエスト | ||
まずは…、社長が望む自然素材をふんだんに取り入れたリフォーム。 それは、以前の家が純日本建築の木造住宅ではあったものの、天井、壁板が新建材(難燃系統のボード)、窓枠のサッシがアルミ製、風呂の壁がタイルなどとなっており、今回のリフォームをきっかけにそれらを自然素材に変えたいと考えていました。 そして、母からは… 現状の家は内玄関(勝手口)を入れば、すぐに台所と食堂が見える間取りだった為、生活空間が丸見えになっていました。 なんとかこれを改善したいのですが、ただ、基本的な間取りは変えないようにしたいというのが条件としました。 高齢の祖父母が同居している為、間取りをあまり変えすぎると落ち着かなくなるからです。 それと母からは、食堂と台所にいる時間が多いので、食堂と台所をくつろげるスペース“主婦のリビング”にしたいという事。 設計士の先生からもアイデアが出されました。テーマはもちろん自然素材にあふれた家づくり。 その中で… まずダイニングを明るくする。 以前の食堂部分は決して明るいとは言えませんでした。(むしろ暗かったです)そこで窓を大きめに取り、天窓を有効活用する。 明るいところに人は集まるという考えからです。 次に食堂に床暖房を取り入れる。吉野の冬は結構冷え込みます。 足元を暖かくして、寒い冬を快適に過ごそうという事です。高齢の祖父母のためにも良いのではないかと。 さらにバリアフリー。 基本的な事ですが、なるべく段差を作らないようにする。祖父母の事もありますが、社長夫婦の今後のことも考えてです。 そんなこんなで、家づくりの打ち合わせは進んでいきました。先生と母はリフォームの中心となる食堂で打ち合わせをしていました。 お茶を入れたりする何気ない動作、つまり普段の生活の中の動きを見て、設計の細かい部分を考えてくれたのでは…と母が言っておりました。 これは母の推測なんですけど、なるほどなぁ…と感心しました。先生、本当のところはどうなんですか? |
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大工さんのこと | ||
施工は地元の大工さんにお願いしました。 現在少なくなったと言われる“手刻み”で家を建ててくれます。 手刻みとは、材木の結合部分を手できざむ事。柱、梁などの構造材、内装の造作材に“墨付け”を行い、ノミで刻んでいきます。 みごとな手さばき。 これが組み上がって家が建つわけです。 これぞ職人芸。 |
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解体作業 | ||
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リフォーム工事スタート | ||
リフォーム工事中は家族は離れの部屋で生活を送りました。 いろいろ不自由な日々でしたが、一番つらかったのがお風呂。 1畳ほどもない仮設風呂では、汗を洗い流すのが精一杯。 真夏の疲れを取るには至らず、です。 何せ湯船につかるには、体を丸めて押し込む感じですから。 温泉地では朝風呂を欠かしたことがない程…ゴルフで風呂に入って帰ってきても、また家で風呂に入る程…の「お風呂好き」の社長には仮設風呂が一番こたえたそうです。 ですが、日々かたちになっていく我が家を見ると、ウキウキしてたそうです。 余談ですが、解体工事で出た「土壁」の廃材はなんとリサイクルに回されました。 土壁は土と藁を混ぜたものです。50年ものの土壁。まだまだ価値があるようです。さすが自然素材。 ・・・・そして3ヶ月がたち、念願のリフォームが完成しました! |
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それでは、次ページよりリフォームの内容をご紹介させて頂きます! | ||
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